「え、そういうつもりはなかったんですけど(笑)」

この診断テストでは、悪いとも思わずに他人を都合よく操る人を指します。
例えば、明らかに他人の好意をただ利用して得をしていたり、自分が得をするために他人に不利益が生じたりしていても、まるで悪意がないように振舞うことです。
直接的に攻撃したり相手を蹴落とそうとしたりすることはありませんが、「相手が勝手に不幸になっただけ」というスタンスで悪影響を及ぼしていることがあるでしょう。
あくまでも自分が自由に行動しているだけのつもりなので実際に悪意はないのですが、大抵の場合は相手が自分の影響でどういう事になったかはわかっていそう。その他人に対する無関心さがさらに人を深く傷つけていることがあるかもしれません。
本当に相手の問題なら責任を感じる必要はありませんが、行動する前に少しは相手のことも思いやって結果を考えてみること、行き過ぎてしまったときは相手や周囲の声に耳を貸すことが大切です。

「あー本当にそういうの嫌いだわ。(怒)」

この診断テストでは、抑えたり留まったりせずに悪意をぶつける人を指します。
例えば、相手が悪いと思ったら徹底的に悪いところを指摘して叩いたり、一度敵意を感じたら忘れずにしつこく嫌い続けることです。
よく言えば素直で正直なのですが、やり過ぎていることに気が付かなかったり、相手の受け取り方はまったく考えずに感情で言動したりするでしょう。
実際に自分が感じたことや事実だと思うことに基づいて言動するため、相手にとっても納得しやすくむしろストレートに向かうことが良い事になる場合もあります。でも、必要以上に相手のことを傷つけてしまったり、歯止めが効かなくなって周囲の人から引かれてしまったりしていることもあるかもしれません。
まず一旦落ち着いて感情の整理をつけてから行動すること、納得できないことにも穏やかに対処できるように余裕のある心の状態を保つことが大切です。

「これで思い知ったでしょう。(言わないけど)」

この診断テストでは、表立って行動せずに裏から悪意を向ける人を指します。
例えば、直接は手を下さずに影から操って誰かのことを傷つけたり、誰かに思い知らせたい事を言葉で言わずに態度や状況を利用して伝えたりすることです。
実際に自分が相手に対して悪い行動をしたわけではないと開き直っていたり、上手く自分の主張や希望を通せたことで実は楽しんでいたりすることがあるでしょう。
それなりの理由があって信念を持ってしている場合が多いので、理不尽なことはしなさそう。また、もめ事で周囲に迷惑をかけることなく本人に必要なことだけ伝えたいという気遣いもあるかもしれません。でも、正々堂々と向かわないことで不要ないざこざを増やしていたり、意図したよりも相手を傷つけていたりすることがありそうです。
ときには結果よりも正当さを考えてみること、いくら直接ではなくても相手に対してしていることを考えなおしてみることが大切です。

「わー！ありがとうございます！(どうでもいいけど)」

この診断テストでは、表には出さないが実は隠している黒い感情のことを指します。
例えば、表面的には良い行動をして人々に対して良い人であったとしても、その腹の中では相手を馬鹿にしていたり、見下していたりすることです。
最終的に言動には出さず相手に伝えないのは自分で選んでしていることなので、あなたは性格が良いと言って間違いないですが、自分のためにそうしているだけで底意地の悪さはあるでしょう。
余裕があり、本当にそんな底意地の悪さなんて出すつもりはないと自分で納得できているのであれば問題ないです。でも、余裕がなくなったときや、不満を溜め込んでしまったとき、ストレスがあるときに気を抜くと表に出てきてしまうかもしれません。
自分の中にある黒い感情は認め、ありのままで良いと受け容れ、納得できない部分は無理に隠さずに何らかの形で表現し解消していくことが大切です。