やる気が出ない・何もしたくない理由はこれだった!よくある無気力の原因と対処法

どうしてもやる気がでない

動こうとしても動けないことが増えた

頑張ろうとしても頑張れない

無気力になってしまい、やる気や動く気力がなくなって自分を責めてしまっていませんか?

無気力状態には必ず原因があります。

やる気が出ない自分はダメなのではなく、頑張り方が間違っているので無気力になってしまうだけなんです。

特にありがちな無気力の原因とその解決法をご紹介します!

目次

  1. 「幸せな自分」ではなく、「なりたい自分」を追い求めている
    1. 快・不快ではなく良い・悪いで行動している
    2. 自分の感覚に意識を向けて、自分自身の脳を説得する
    3. 他人から見た自分を考えると動けなくなる
      1. 他人が自分に思うことをコントロールしようとするのは不可能
      2. 相手の立場も考えてみて、自分自身がどう感じるかに意識を向ける
      3. 思い描いたようにならなくても良いと思うことが大切

「幸せな自分」ではなく、「なりたい自分」を追い求めている

こんな風に仕事をこなしたい

人間関係において好かれたい、こんな人間でいたい

やるべきことはきちんとしなければならない

誰しも「こうでありたい」という像は持っているものです。

「そうなれれば幸せになれる」と思う人もいれば、「そうでないといけない」と自分を戒めている人もいるでしょう。

本来は自分自身に対して満足するための理想が、自分自身を責めてさらなる失敗を恐れ、エネルギーを奪っている原因かもしれません。

快・不快ではなく良い・悪いで行動している

動物は本来、生きることに必要なものを「快」の感覚で求めて自然と手にし、生きることの妨げになることは「不快」に感じて避けるようになっています。

人間も動物なので、本来は「快・不快」の感覚を元に生きるようになっているのです。

それなのに、社会の中で「よしとされているもの」や「あったら良いと思うもの」を頭で考えて、それを元に行動していませんか?


そういった傾向が強くなると、本来の感覚と脳で考えていることの間でズレが生じます。

「しなければならない」「こうしたい」と頭で考えていることに囚われて、自分がどう感じているかについて鈍くなっていると、
「快」が無い行動ばかりすることによってダメージを受けてしまうのです。

脳が「やりたくないことをやらされている」と感じると抵抗し、無気力状態を作り出してしまいます。

脳にとっては間違った行動であるから、その行動が出来なくなるだけなのです。

自分の感覚に意識を向けて、自分自身の脳を説得する

したいと思う行動が出来ないからといって、その行動が間違っているとは言い切れません。

社会の中では、したくなくてもしなければならないこともありますし、気が進まなかったことが結果的に良い結果を生むこともありますよね。


ただし、自分の感情を認めた上で行動するのか、無視して理想を追い求めるのかでは大きく違っています。

どんな行動をするにも、「自分がそれについてどう感じているのか?」に目を向けて、自分の感覚を受け入れるようにしましょう。

「楽しくない。気持ちが悪い。気が進まない」と感じることがあればしっかり自覚し、
逆に「楽しい。心地良い。したい」と感じることを探し、
その上でどうしたいのかを改めて考えて行動する必要があります。

感じることが出来ていないと、自然と「楽しい。気分が良い。心地よい」ことを求める感覚が弱くなっていき、どんどん無気力になりやすい状態に。

嫌なことをするときでも、ストレスを自覚することが大切。それだけでもストレス解消効果があると言われています。

嫌なことを人に頼まれたとき、「命令なんだからやれ!」と言われるよりも「嫌なことを頼んで申し訳ないけど、お願いします」と言われた方が気持ちが楽になりますよね。

自分自身に対しても、そういった思いやりを持てるようになりましょう。


このとき、「いちいち嫌だと感じていたらできなくなってしまう」と思う方は、まさにこの方法が役に立つはずです。

できなくなってしまうほどのことを自分に強いてはいけないとしたら、嫌なことをそこまで嫌だと感じないようにするための工夫をすることは出来ます。

代わりに気持ちの良い行動を増やせば良いのです。

嫌なことを頑張った代わりに、自分がしたいことをするというシンプルなことが大切。

不本意な行動をするとしても、その先にその行動をしたことによる楽しいことや嬉しいことが待っていれば、脳も納得して働いてくれるのではないでしょうか。

  • 自分の行動や生活のなかで、どう感じているか?に目を向ける
  • 不快に感じることは出来る限り減らす
  • どうしても不快でも頑張るときは、自分をいたわりご褒美をつくる

何も良いことがないのに嫌なことを頑張れる人はいません。

嫌な気持ちを無視せず、それでも頑張った自分を認めてあげられるようになりましょう。

他人から見た自分を考えると動けなくなる

上手くいかなかったときに恥をかくのが嫌だ

人に嫌われたり責められたりするのが怖い

本当の自分と他人が思っている自分は違う

人は社会のなかで常に他人の目を気にして生きています。

本来は人間関係において上手くやっていくための配慮であったり、自分を客観視して長所や短所を理解することができたり、共感や一体感を得て安心することもできる大切なことです。

ですが、それを基準にして行動するようになってしまうと、自分自身の内面との折り合いがつかなくなってしまうことがあります。

他人が自分に思うことをコントロールしようとするのは不可能

「他人からどう思われるか」ということを気にしすぎると無気力になる原因は、行動によって変えられることはあっても思い通りにコントロールすることは絶対に不可能だからです。

どうすればどう思われるかということは、自分自身のことではないので読むことができず、相手によっても違うためわかりません。

そうするとどうしていいのかわからなくなって動けなくなってしまいます。

なんとかして他人から良く思われようとしたり、他人から見た自分を理想的な状態にしようとしても、間違った基準を作り出してしまいます。

自分の感情や考えを無視した基準で動くようになってしまったり、自分の能力を超えたことをしなければならないと感じてしまい、
行動するための動機として機能しません。

努力や工夫をして誰かに認められようとしたり好かれようとしたりしても、結局上手くいかないことも多いでしょう。

そんな無理を繰り返すことによって、自分自身ではコントロール出来ないことを学習し、どうにかしようとしても無駄なので動けなくなってしまうのです。


また、人から期待されることや思われることに反応して動く人のなかには、人からの悪意や「ダメな奴だ」という攻撃、「自分よりも下におとしめたい」という悪意に反応して、その通りに動いてしまう人もいます。

良いことでも悪いことでも、他人から見た自分の姿を気にして動くことがないよう、自分の身を守らなければなりません。

相手の立場も考えてみて、自分自身がどう感じるかに意識を向ける

他人から見た自分の姿に固執する人は、自分にとっての相手の姿は見えても、相手のことを客観的には見えていないことが多いです。

相手の立場にたって、もし自分が相手だったら自分のことをどう思うかを考えてみましょう。

案外、「自分だったらそうは思わない」部分も多いかもしれません。

または、自分が相手だったとしてもそう思うかもしれないが、自分と他人は考え方や立場が違うので「こういう理由があってのことだ」と気が付くかもしれません。


他人と自分の考えは違っていても良いのです。
違うだけでどちらが正しいわけでもないので、気にする必要はありません。

想像してみてもまだ「相手はこう思うに違いない」と思ってしまって苦しい人は、勇気を出して周囲の人にどう思っているかをきちんと聞いてみましょう。

自分が思っていたのと違う答えが返ってくることはありませんか?


それでも納得できず、「本当はこう思っているに違いない」と感じるとしたら、それは他人を通して自分自身の価値観で自分を苦しめているだけなのです。

「決めつけていないか?」をあらゆる面から確認して、他人が思うことではなく自分の価値観だということを自覚する必要があります。

他人のことは良く見えてしまい、自分のことをダメな自分だと思ってしまいがちな人は、色々な人の立場にたって「他人からどう思われているだろう?」と想像してみてください。

仕事の面では優れていても容姿が劣っていたり、すべて完璧だけど性格は悪そうな気がしたりして、案外自分だけがダメなわけではないことに気が付くはずです。

相手も人からどう思われるかを気にしていて、自分と同じように劣った部分や気になる部分について悩んでいるので、自分だけがダメだと頑張る必要はないのだと思えるかもしれません。

  • 自分が相手だったら自分のことをどう思うかを考えてみる
  • 自分の価値観で勝手に相手がどう思っているかを決めつけていないかどうか確認する
  • 自分が相手だったら、周囲からどう見られているか、それに対してどんな風に感じるかを考えてみる

人からどう思われるかが気になってしまうことは、根深い問題なので簡単には解決できないかもしれません。

ですが、そのせいで無気力になって動けなくなっていると自覚するだけでも大切なことです。

思い描いたようにならなくても良いと思うことが大切

どちらの例に当てはまる人でも共通することですが、人の気力を奪ってしまうのは「望み通りにならない」という感覚です。

それが大きすぎる不安のせいだったとしても、過去に上手くいかなかった経験からだったとしても、自信のなさからくるものだったとしても、解決法は同じ。

思い描いたとおりにならないとしても、行動しようと思えるような動機と安心感を持って行動することです。


行動する理由が、結果的に上手くいくことのためだけであったり、上手くいかなかったときに受け入れられないような状態ではいけません。

純粋に自分がしたいと思えることを軸にして、行動を決めていくことです。


大学に合格したいから試験勉強するんだとしても、本気で取り組むことや学ぶことにやりがいがなければ「上手くいかないかもしれない」可能性があるので気力が湧いてきません。

生活のために仕事を頑張っても、どんな生活がしたいかもわからずに「将来への不安」に駆られて仕事をしているだけでは、いつか疲れてしまいます。

大切な人を喜ばせたくてプレゼントを選ぶとき、自分があげたいものかどうかを考えずに「喜んでもらえないならすべて無駄で台無しだ」と感じたら選べなくなってしまいます。


どんなことの中にも、純粋な自分自身の意志や希望をとり入れ、もし思い通りにいかなかったとしてもしたい行動であるようにしていくことが無気力脱出のコツ。

理想にばかりこだわらないこと、他人から見た自分を気にし過ぎないことを紹介しましたが、最終的には自分がしたいことを大切にすることができれば良いのです。

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