自信がないのはあなたがダメだからじゃない!自信がなくなる原因の考え方や価値観

あなたは自分に自信を持てますか?

会議で自信をもって発言できない。

初対面の人と話すときは自分の会話に問題がないか気になる。

外見にも能力にも自信がないから恋に積極的になれない。

自信がない理由は様々ですが、自信がない部分は誰でも持っているでしょう。

なにかと自信がないあなたに自信がない理由は、
間違った考え方や価値観による勘違いかもしれません!

目次

  1. 自分がどういう人かではなく、どんな評価をされてきたかしか見ていない
    1. 自己イメージを自分で高める&見直す機会を増やす
    2. 場面や相手によって変わるニーズを理解していない
      1. 自分のせいで上手くいかなかったことと、環境や相手によって変わることを分ける
      2. 自分の理想とすることや価値観が固定観念となっていて頑固
        1. そのときそのときで基準を見直して、自分の考えや価値観を疑うべき
        2. どんなに優れている人でも自信がなくなることはある

自分がどういう人かではなく、どんな評価をされてきたかしか見ていない

自信を持っていられるかは、関わる相手や場面によって変わってくるでしょう。

また、一言で自信といっても、自信を持つことに繋がる様々な要素があります。

  • 能力や才能
  • 服装や持ち物なども含めた外見。自分の容姿
  • コミュニケーション能力
  • 職業や生まれ、肩書や経歴などのプロフィール
  • 人柄や性格

これらの自信の要素について、様々な観点から自分なりの理解をして、それが自己イメージとなります。

健康的な思考のバランスがとれている人では、自己イメージと他人からの評価が一緒になって、最終的に自信になるかどうかが決まります。

自己イメージ 他人からの評価 自信

たとえ何かで他人から否定されたり、悪い評価を受けたりしても、自己イメージが直接揺らぐことはないため、いちいち自信に影響しません。

自信がなくなりがち人な、
自己イメージが他人からの評価によって大きく影響されているか、
またはそもそも他人からの評価以外に自己イメージを持っていないことがあります。

他人からの評価と自己イメージが一緒になっているため、
様々な場面ですぐに自己イメージ自体が悪くなってしまい、自信が無くなりやすくなるのです。

自己イメージを自分で高める&見直す機会を増やす

他人の評価によって自己イメージが揺らぎやすい人は、すぐに自己イメージに反映させてしまいやすく、
自己イメージについて深く考えることがあまりない人が多いです。

このような人が自分自身のさまざまな面について考察してみると、
自分のイメージではなく過去の経験や他人から言われたことばかり出てくるのではないでしょうか。

誰よりも「自分はダメだ」というイメージは強いのに、 自分がどんな人であるかについて理解が浅いのです。


自己イメージを自分だけで完結することによって高めていくことが克服の第一歩。

一人で取り組む趣味や、自分なりの挑戦、生活習慣を変えるなど、
自分磨きのようなことに取り組んでみると良いでしょう。

そのような取り組みをすることで成長を確認する癖がつき、自分自身と向き合う習慣にも繋がります。

自己イメージを紙に書き出してみたり、表にしてみたりして可視化することも、客観的な視点をもって冷静に向き合う助けになります。

もし、自分と向き合った結果やはり自信が持てないとしても、
自分自身の元の視点からの自己イメージがあることで、他人からの評価を受けたときに自己イメージが揺らぎにくくなっていきます。

場面や相手によって変わるニーズを理解していない

社会のなかで・人間関係においてのあなたの価値は、
どの様であれば優れているかの絶対的な基準があるものではなく、相手や場面によって変わります。

そのときの場面によって、相手の性別・年代・立場によって、そのときの状態などの条件によって、自信の程度が変わるのは自然なことです。


あなたの様々な人間関係を思い浮かべてみてください。

親密な関係と見知らぬ人との関係では、自信の持ちようも違ってくるのではないでしょうか?


さらに、状況や状態でも変化するものです。

たとえば同じ「親戚づきあい」でも、
適切な服装をしていて手土産を持っているときと、忙しくて準備ができず服装にも気を配れないときでは、自信のほどが変わるはずです。

出会いの場では大人気のモテる女性も、親戚の間では低学歴や素行の悪さで肩身が狭いかもしれません。

個人への営業ではお客様に大人気で成績一番だったあの人も、
企業への営業に移動になったら仕事がうまくいかないかもしれません。

優れている人が自信があるわけではなく、
その場において適している「求められる人」で居られるときに自信を持つことが出来ます。

  • 母親や女友だちに容姿をけなされたので、男性にモテないと思い込む
  • サークルの飲み会で周囲についていけず気まずい思いをしたので、同年代の飲み会にはいかない
  • 前の職場でいじめられたので、新しい職場で周囲と関わるのが怖い

どれも妥当な考えに思えますが、実際には場面や相手によるニーズの違いに気が付いていません。

このような勘違いが強い場合は、
その場では上手くやっていて、その相手には求められている場合でも気がつかずに自信が持てないことも。

自分のせいで上手くいかなかったことと、環境や相手によって変わることを分ける

人間関係においては、人によって好き嫌いがあり価値観も違うので、
上手く行かない場合に必ずしも自分の至らない所が原因だとは限りません。

自信がなくなってしまいがちな人は、
上手く行かなかったことの原因を自分の非だと思い込すぎていたり、
あらゆる物事を一般化(一つの物事を広い範囲の事実としてしまうこと)していることが多いのです。

相手や場面によるニーズの違いやその時々限りのことを考慮せず、
「自分がダメなんだ」「こういうときはダメなんだ」と大きな括りで考えているため、どんどん自信がなくなっていきます。


自信がなくなった原因の出来事や、自分の自信がない部分について
そのままでも許してくれそうな人がいるか」「少しでも状況が違えば問題がないことだったか」を考えてみましょう。

友人

LINEの返信は遅いし、仕事だって言っていつも約束に遅れてくるし、最低だよ!もう友達やめる!

自信をなくす

仕事が大事で友だちづきあい優先できないし、もう友達なんてできないのかな。
また嫌われちゃうのかな。

自信がない人

仲良くなれそうな人がいるけど
約束してもまた仕事で遅れたら悪いし、嫌われちゃうのが怖いしなぁ

新しい友だち

私も仕事だから何時に終わるかわからないし、ゆっくり待てるところで待ち合わせしようよ!

自信を取り戻す

大丈夫な人もいるんだ!!

今回はそうだったけど違うときなら大丈夫かもしれないと思えるポイントを探しましょう。

案外「自分がダメ」だと思っていたことは、相手と合わなかっただけなのかもしれません。

それでも思い込んだままでいると、
あなたの自信のなさを打ち破ってくれる人は現れず、自信のなさからダメになってしまうこともあります。

昔の恋人

最近太ったし一緒にいてもダラダラしてばかりでつまらない!さようなら

自信をなくす

自分はデブだからモテないんだ。
仕事で疲れてるから休日はあまり動きたくないし、もう恋人なんて作れないな

出会った人

えー太ってないよ。太ってても気にしないし。
休日は家でゆっくり映画を見るのが好き!

自信のない人

いやデブだよ。
それに楽しい所に行けないなんてつまらないでしょ。

実際には問題のないことのせいで行動出来ないなんてことになってしまわないよう、他の人なら大丈夫である可能性について考えてみて!

どんなに凄い人でも、けなされることや受け入れられないことは必ずあります。

あなたがダメなのか、その場面ではダメ・その相手にとってダメだったのかはしっかり分けて考えることを習慣にしましょう。

状況を考えない

友だちとのバーベキューでお肉焦がしちゃった。
料理は下手だからもう人前で料理するのはやめよう。

状況を考える

やっぱりバーベキューは火加減が難しいなぁ。
今度は焼肉で上手にお肉焼いてみたい!

このようなわかりやすい特殊な状況ならば「状況が状況だから」と思うことが出来ても、
日常では様々な場面で一般化をしてしまっているかも。

一般化

大事な決算期に上司に怒られた!
決算は苦手だし、なんて自分はダメなんだろう

その時々

上司に怒られちゃった。
大事な決算期なのに申し訳ないな。集中できてなかったのかも。

落ち込みやすい人にも多いなんでも大きな範囲で捉えてすぐに結論を出してしまう一般化。

物事を細かく分析するようになることと、
状況や周囲の人のことをよく観察できる余裕を持つことが必要です。

自分の理想とすることや価値観が固定観念となっていて頑固

自信が持てない人のなかには、
自分の考え方や価値観は「絶対に正しい」「こうでなければならない」という強い固定観念を持っている人がいます。

凄いと思うことや良いと思うものについて熱くなりやすく、長く崇拝している人や気に入っているものが多いという人は、
そのタイプかもしれません。

価値観が強い

わーあの人って凄い!
髪型もバッチリ決まってるし、ルイ〇トンの服を着てるし、美人でなんでも完璧なんだろうなぁ

落ち込みやすい

それに比べてわたしって駄目だな。
髪もくせ毛だし、高い服は買えないし、ブスでどうしようもないな。

自分にとって良いと思う髪型や、好きなブランド、その他様々な「すごい」の判断基準を、
絶対正しい大切なことだと思う気持ちが強いので、達成できない自分に自信がなくなってしまいます。

実は自分自身のセンスに関しては非常に強い自信を持っているのです。

また、一見とくに強い考えや価値観を持っていないように思われるような人でも、
子どもの頃から植え付けられた考えや周囲に流されてできた価値観を信じ込んでしまっているかも。

周りは有名大学出の人ばっかりだし、
自分は将来有望なタイプじゃないからなぁ

この歳で彼氏ができないなんてもう手遅れじゃん!
私って女として終わってるの!?

何かと信じ込みやすいところや、一度知った考えを変えられないところがありませんか?

耳に入れた情報をすぐに信じ込む人は、
妥当ではない考え方にも振り回されて自信をなくすことが多くなりやすい傾向があります。

また、柔軟性がひくい人は、その場には合っていない考えに囚われて実際とは違う感覚で自信を無くしてしまいます。

そのときそのときで基準を見直して、自分の考えや価値観を疑うべき

自分の価値観を変えることができない場合でも、
その場の状況や都合にあわせてその都度調整することはできます。

絶対だと思う基準自体はそのままで、「今回に関してはこれでいいか」と思うことができると良いです。

肌荒れしてる!ありえない!
こんな汚い顔で遊びに行けない!

肌荒れしてる!嫌だ!!!
でも今日のところはコンシーラーで隠せばだれにも気づかれないからいいか

さらに、自信をなくすきっかけとなってしまうような考え方や価値観が、
その場や状況に合っているのか、そもそも信頼すべきものなのかどうかについて見直す癖を付けましょう。

特にもともとは自分のものではない考え方や、「一度そう聞いただけ」で思い込んでしまっていることについては見直すことは重要です。

この成績じゃ絶対ダメだって先輩が言ってた!
自分はもうダメなんだ!

あの先輩はこの成績じゃダメだと言っていたけど、実際に結果をだすためにはどこまで出来ればいいのかな?
こことここを伸ばせばもしかしたら大丈夫かも。

なんとなく思い込んでいることが多い人は、逆に他の人に意見をきくことや情報収集することを大切にした方が良いかも。

固定観念

こんな状況じゃダメだとはわかってるんだけど、どうすればいいのかな。
あれもこれも頑張ってるのに結果が出ないし、自信がなくなってきた。

違う考え

あんなことやこんなことも頑張っていて凄いじゃん!
もっと自分に自信を持っていいと思うよ!

なんとなくそう思い込んでしまっていることが自信がないことの原因なのです。

自信がないと感じたときに、落ち込む前に一度立ち止まって状況を分析することができると良いです。

いちいち考えること、他の側面から見ることを習慣にしましょう。

どんなに優れている人でも自信がなくなることはある

自信が持てない理由を「自分が優れていないから」だと思うのは間違い。

自信とはあくまで自分から生まれた感覚なのです。

実際にあなたが「自信を持てるような素晴らしい所を持った人か」ではなく「どのように感じるか」が大きく関わっています。

状況によって客観的にもある程度判断できるものの、最終的には本人次第なところは「幸せかどうか」を考えることに似ていますね。


どうしても自信が持てないひとは、無理に自信を持とうとする必要はなく、自分にとって納得できるポイントや考え方を見つけること。

無駄に悩み落ち込むことを減らし、前向きな行動や楽しみがなるべく増えるように、
「自信がないこと」について今一度見直してみましょう。

まずは、自信を持てるような素晴らしい人になることではなく、
自分自信について納得し受け入れることができる人になれると良いですね。

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