自分を大切にする方法①~自分を大事にするってどんなこと?アナタはできている?~

人の機嫌をとっていたり、他人の目が気になったりばかりしていて自分のことは後回し

自分に価値を感じられない、どうでもいいと思っていて自分のことをいい加減に扱ってしまう

自分のしたいこと、自分の考えがわからず、人に流されてしまいがち

どこか「自分らしく生きることが出来ていない」「自分をないがしろにしている」という感覚があるときに思い浮かぶ、
自分を大切にするということ。

自分を大切にできないと感じていても、
では自分を大切にすることとは何かと言われると答えられない人も多いのではないでしょうか。

まずは自分を大切に出来ているのかどうか、大切にするとはどんなことかを確認してみましょう。

目次

  1. 自分を大切にすることには4つの側面がある
    1. 自分の健康を大切にする―心身の状態に気を配っていますか?
    2. 自分の感情や願望を大切にする―感じていることに意識を向けていますか?
    3. 自分の価値観や考えを大切にする―意志を持っていますか?
    4. 自分の希望や未来を大切にする―自分の人生を生きていますか?
    5. バランスの取れた感覚で自分自身を大切にすることが出来る
      1. すべてを同じくらい大切にするべきだというわけではない
      2. 無視しているところがあると良くない
      3. 自分を大切にできていないと自然と不満や納得できないことが多くなる

自分を大切にすることには4つの側面がある

「自分を大切に出来ていない」と思う人、言われる人のなかでもそのきっかけはさまざまです。

もっと自分をいたわりなさいと言われる人

自分のやりたいことを出来ていないと思う人

自分の意志を主張できない人

将来のことをもっと考えるべきな人

自分を大切にすることにも、さまざまな側面があるのです。

自分の健康を大切にする―心身の状態に気を配っていますか?

若くて健康な人や丈夫でいつも元気な人は、とくに健康に気を配っていない人も多いでしょう。

問題なのは健康状態を良くしておきたいという感覚があるかどうかです。

怪我や病気に繋がることをできる限り避ける。
痛み・不快感・疲れなどの不快感に気が付いて反応する。
健康を損ねないよう睡眠・食事・休息・衛生状態に気を配っている。
生活に支障が出てくるほどの心身の不調にはなんらかの対処をする。

基本的で当たり前のことのように思えるはずの項目ですが、意外とおろそかにしてしまっている人が多いです。

ジャンクフードやお酒タバコなどの嗜好品、働きすぎや不規則な生活など、
現代人の生活には心身の健康を損ねる危険性が沢山あります。

健康に悪いとわかっていながらも、ストレスや多忙などの余裕のなさからついついおろそかにしてしまう人も多いのでは。

心の健康に関しては、「気のせい」「精神病ではないからいい」などという間違った認識で不調を放置してしまう人も多いかもしれません。


「大丈夫だろう」という見込みでおろそかにするのはよくあることですが、
とくに問題となるのは、「良くない」と自覚しながらも自分の心身の健康を守ろうとしない場合。

もっと酷い場合では、不調があっても気にも留めない、気が付かないほどの状態になってしまっている人もいます。

自分を大切にする上でも、よく言われるように健康第一。

アナタは自分の健康を大切にできていますか?

自分の感情や願望を大切にする―感じていることに意識を向けていますか?

その日あった出来事について、アナタがどんな風に感じていたか、どうしたいと感じていたか覚えていますか?

周囲に合わせていたり、なんらかのルールや価値観に縛られていたり、
何かとしがらみが多くて自分の感情や「したいこと」がわからなくなってしまうことがあります。

「しなければならない」思考が強い真面目な人や、周囲に合わせ過ぎてしまう人に多いです。

食欲、性欲、睡眠欲などの欲求が満たされていないときには、欲求を感じる。
自分にとって楽しいことや嬉しいこと、快適なことを求め、嫌なことや不快なことは避ける。
自分の行動を思い返したとき、自分がしたくてしていることと、それ以外の理由でしていることの区別がつく。
日常のなかで感情表現をする場面や手段がある。

感情や欲望のままに行動することは悪いことかのように言われる場面もあり、抑えることもあって当然です。

とはいえ、あなたの人生はあなたのもの。

感情や欲望を無視していては、喜びや楽しみもないということになってしまいます。


自分の「したいこと」自体がわからなくなってしまうような状態では、自分の感情を大切にできなくなっているのかもしれません。

自分を大切にすることは、自分を幸せにすることとも言えます。

幸せは心で感じるもの。

アナタは自分が感じていることを大切に出来ていますか?

自分の価値観や考えを大切にする―意志を持っていますか?

日頃から自分の価値観や考えと向き合ったり、主張したりする場面はあまりないという人もいるでしょう。

それでも、意識していない部分でもあなたの価値観や考えは日常に生きているはず。

どんなものを食べるか、どの電車に乗るか、就寝前に何をするかなどもすべて、
あなたの価値観や考えが元になっています。

着るもの、食べるもの、住む場所、買うものなど、日常の選択には自分の価値観や考えが反映されている。
人付き合いや仕事上でも、周囲に合わせることやルールや慣習とは別に自分なりの考えを持っていて、大切なことは守り通す。
自分の人生や生活を、自分の意志でコントロールしていると感じる。
自分の意志に反する重大なことを人から求められたら断る、あるいは意義を唱えることが出来る。

自分の意志を大切に出来ない原因として一番大きいのは、人からどう思われるかを気にすることでしょう。

単に好まれるかどうかだけでなく、社会的な立場が弱く、自分の意志を表明できない人もいます。

また、身近に支配的な人がいると、自分の意志よりもその人の意志ばかり気にするようになってしまう人もいます。

問題なのは自らが自分の価値観や考えを軽視するようになってしまうこと。


仕事上や人生上、人間関係上の問題で、自分の意志には関係なく物事が進んでいくものだという感覚を持ってしまうと、
なかなか自分の意志を大切には出来なくなってしまいます。

意志をなくすと自分がどういう人間なのか、何を求めているのかもわからなくなってしまうことも。

あなたは自分の意志を大切にできていますか?

自分の希望や未来を大切にする―自分の人生を生きていますか?

一見自分の好きなように自由気ままに生きているように見える人でも、
本当には自分のことを大切に出来ていないことがあります。

自分のことを大切にする上では、未来のこと、先のことを考え自分にとって良いことが起こるようにすることが必要です。

この先に楽しみにしていることや起こって欲しいと思うことがいくつか思い浮かぶ。
未来の自分のために努力していることや、気を付けていることがある。
これからもずっと大切にしていきたいと思う人や役割、ものを持っている。
自分が実現したいと思うことは、多少の困難や不安があっても実現のために努力する。

自分自身に期待していない人は、目先の楽しみや簡単な成功に飛びつきがち。

また、自分で未来を変えていけるという感覚が持てていないと、
物事に対して希望を持つことがなくなり、先のことに対して悲観的になって努力しなくなります。

自分自身を大切にすることの目的は、その先の自分が良い状態で居られるようにすることです。


自分の人生そのものを大切にするときことには、未来の希望への希望が不可欠。

未来への展望や自分の希望が見えてこない人は、自分自身の人生が見えていないということなのです。

あなたは自分の人生を大切にできていますか?

バランスの取れた感覚で自分自身を大切にすることが出来る

どの側面で自分を大切に出来ていないのかは人によってそれぞれ。

仕事を頑張る一心で、自分の健康を損ねてしまう人

他人に好かれたい気持ちで合わせてばかりいて、自分の願望がわからなくなってしまう人

一時の欲望や感情に流されて、将来を棒に振ってしまう人

どれも自分を大切に出来ていない例ですが、
自分が求めるものの為に自分を大切に出来なくなってしまう結果になっています。

自分を大切にできない人は大抵の場合、本当に自分のことすべてがどうでもよいのではなく、
バランスが崩れた結果なのです。

すべてを同じくらい大切にするべきだというわけではない

健康に心配がない人は、目標の為に多少の無理をしても問題がないかもしれません。

自分の感情を大切にするべきと言っても、元々感情よりも論理的に考えて行動するタイプの人もいます。

価値観や意志よりも、直感や感覚を大切にして生きている人もいます。

未来よりもそのときを生きると決めている人もいるでしょう。

このように人によって重要度に差があるため、全ての要素が揃っていなければ自分を大切に出来ていないということではありません。

ただし、まったく大切にしていないところがあるという人は、どこかで歪が生じている可能性が高いです。

無視しているところがあると良くない

自分にとって重要な目標のために努力していて、多少の身体の無理をして感情を抑えながら生きている人もいます。

健康状態に問題があるので、とにかく健康を守るための行動でいっぱいいっぱいになっている人もいます。

重要なのは、自分自身のことについて無視しているところや自分の意志とは関係なくおろそかにしているところがないかということです。


自分の選択で重視していないことは、自分を大切にしていないことの結果ではないことがほとんどなので問題ありません。

自分自身の意志ではなく、「仕方がない」「気が付いたらそうなっていた」「大切にできない」というような部分がないかどうか考えてみましょう。

同じ目標のために犠牲にすることでも、
目標を達成しなければならないからと身体の不調を無視したり、感情や価値観的に抵抗感の強いことをしている場合は良くありません。

同じ健康問題によって他のことを犠牲にしている場合でも、
自分では納得できない犠牲を繰り返している場合も良くありません。

「仕事だから」「大切な人のため」「問題があるから」などと、
自分では変えられないと感じる理由で大切にできなくなっていることがある場合は問題だと考えましょう。

自分を大切にできていないと自然と不満や納得できないことが多くなる

人も生き物なので、本来生きること自体が存在理由です。

自分が生きるため、自分の人生のためにする行動に納得できるものなのです。

なので、自分を大事にしていない人は自然と不満が募ったり、納得できなかったりすることが出てきます。

自分を大切にして日々を生きていれば、あらゆることに対して自分のための行動が出来るので、
充実した気持ちで日々を送ることができます。


現状に不満が多いのは、現状のせいでしょうか?

それとも、現状に対してあなたが何もできていないせいでしょうか?

自分を大切にすることは、努力することや結果を出すこととは違います。

さまざまなことに対して自分の健康・感情・意志・希望を大切にしていくことに、自分らしい人生を送る鍵があります。

現状を変えることが出来るかどうかの結果ではなく、
自分を大切にすること自体を意識すれば、あなたの世界が変わるかもしれません。

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